老人ホームの探し方とは?介護施設はどこで探せばいい

いざ老人ホームに入居を探すとしてもどこがいいのかわからなかったり、施設の種類がいろいろあり過ぎて、どこに入れるのかわからないという方も多いと思います。

介護施設を調べたとしても、専門用語も多くてわかりにくく、見つけるまでに時間がかかり過ぎてしまうのです。

このことを解決するために、理想の老後を送れる老人ホームの探し方を、日本で一番優しく紹介していきます。

老人ホーム選びは一度入所してしまうと、そこが気に入らないからといって簡単に変更できるものではありません。

また一時入居金などの費用も一部は返ってくるものの、入所後すぐに変更すると、それなりの費用がかかることもあります。

そういったことを防ぐためにここでは老人ホームを探す際にどのような場所で見つければいいかについて書いてみます。

・ケアマネや地域包括センターで探す

入居希望エリアの公的施設などに詳しいのが、ケアマネジャーや地域包括センターです。

ケアマネジャーはその担当エリアの公的施設を把握しており、その近隣のどこの施設が要介護者にとって適した施設なのかを把握しています。

その他にも、市役所の福祉課や地域の福祉事務所、高齢者総合相談センターなどに相談が可能です。

いつも市役所を使うような感覚で相談することはメリットですが、デメリットもあります。

公務員は数年単位で担当部署を移動することがあったり、特養などの公的な介護施設の情報は豊富でも、民間の事業者や施設の情報をすべて把握しているわけではありません。

また、公平な立場を取らなければならないので、特定の老人ホームを勧めるなどもないのです。

福祉課だからといって登録されてる施設に精通していたり、入居者が快適に暮らしてるかどうかを詳しく把握してることはあまりないといえるでしょう。

その地域のどこに施設があるという情報を把握してるという程度だと考えるべきです。

案外詳しいと思われがちなケアマネジャーも本来は在宅介護のお仕事がメインなので施設について精通してるとは限りません。

民間の老人ホーム紹介所で探す

老人ホーム紹介センターとは地域の老人ホームを紹介してくれる民間の施設です。
その地域の有料老人ホームについて営業マンがおすすめの介護施設を紹介してくれます。

ホームへのご入居相談以外にもご高齢者の暮らしに関わる様々なお悩みに対応してるセンターもあります。

ただし、ホームの充分な情報を持っていない紹介センターがあったり、紹介契約をしていない老人ホームに関しては情報が少ないなどの紹介所があることがデメリットといえます。

紹介所側の判断で老人ホームが決まってしまうことも珍しくありません。

どちらかというと民間の老人ホーム紹介所は賃貸不動産屋さんのイメージが近いかもしれません。

インターネットで探す

老人ホームの探し方として利用者が増えているのはやはり「インターネットを利用した老人ホーム探し」です。

以前は情報量が少なくあまり利用者が少なかったものの、最近ではホームページも見やすく簡単に理想の施設が見つかるということで利用者が年々増加しています。

最近入居者のアンケートでも「インターネットで老人ホームを選んだ」という人が増えています。
これは一概にインターネットの利用者が増えたからということだけではなく、

・簡単に資料請求ができ、複数の施設が一度に選べること
・営業マンなどの情報に惑わされない
・無料で利用できること、
・地域や「ペット可」や「夫婦入居可能」といった希望の条件が簡単に絞り込めること

から選ばれています。

またインターネットという特性上、情報量の多さもメリットが多い点です。
例えば頻繁に会いに行くことを考えて、地図や近隣の立地なども老人ホーム紹介サイトであればすぐに見れるというのが魅力といえるでしょう。

例えば、掲載件数38000件を誇るインターネットの老人ホーム検索サイトの大手であるLiful介護(ライフル介護)であればその施設の地図も施設の設備を見ながら確認することができます。

また、24時間専門スタッフ常駐、駅近、ペット可、夫婦部屋ありなど条件に合わせて施設検索ができるので非常に簡単に希望の介護施設を見つけることができます。

老人ホーム探しは親の近くが良い?

老人ホームが選ばれる最も多い理由は「立地が良かった」という回答です。

親と同居または近隣に住む方であれば何も問題ありませんが、親と離れて暮らしてる方の場合老人ホームの立地、つまり場所選びは親と離れた場所がいいのか?それとも親の住むエリアが良いのか?と迷うところです。

親の地元を選んだ場合のメリットでメリット

親の地元を選ぶ場合のメリットはやはり介護される人にとって住み慣れた町であり、老人ホームへ入居した場合も入居者と共通の会話が多くコミュニケーションもとりやすいということです。

その他にも親しんだ料理、かかりつけのクリニックがあるなど入居する側にとってメリットが多いのが特徴です。

一方デメリットとしてはやはり家族からすれば通うことが大変であり、老人ホーム内でトラブルがあった際にもすぐに来れないことです。交通費の負担もあり、費用も意外と掛かる一面があります。

家族の近隣で老人ホームに住むメリットデメリット

家族の近隣で老人ホームに入るメリットはやはり介護が非常に楽ということです。
心配になったらすぐに行ける距離というのは心理的負担も少なく、介護をする側にとってメリットは強いといえます。

しかしデメリットとしてはやはり入居者にとっては知らない町であり、精神的な負担はやはりあります。

また細かい事例を出すと方言などを気にして他の入居者と会話しない、料理の味付けが違うとあまり食べなくなり痩せてしまった、ということは実際に起こっています。

どうすればいいのか?

時間や資金的な問題によることもありますが、親に判断能力がある場合はやはり本人にどうしたいか確認してみるべきです。

やはりまだ入居者本人がしっかりしてる場合は本人がどのような老後を過ごしたいかという意見は尊重すべきです。

もちろん家族側の負担なども考えて本人とじっくり話し合いながら老人ホームのエリア選びは進めるべきです。

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